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4月20日

 

 韓信という人物については、司馬遷の著による「史記・淮陰侯列伝」に詳しい記述がなされております。本作もこの記述にのっとって作製されたものですが、いざ小説として成立させようとするとかなり難しい作業であることに気付かされました。

 根本的な問題ですが、近いとはいえ外国の話ではありますし、文化も違う。古代の中国の文化や時代背景などをどう表現していくべきか、相当に苦労しました。本文中でくどくどと説明していくとなかなか本題に入れないし、無理にコンパクトにまとめようとすると教科書のようなものになってしまいがちなのです。そのため、自分なりにバランスを考えてまとめたつもりなのですが、今読み返してみると十分にくどくどしているような気が……。

 また、韓信という人物は死んだときに何歳だったか不明であるため、生まれた年が何年だったのかわかりません。よって、彼が実際に武将として活躍した時期に、どの程度人間的に成熟しているのかが史料を読むだけではわからなかった、という問題もあります。「あくまで小説なんだから自由に設定すればいいじゃないか」という考え方もアリですが、できれば作者としては真に迫ったものに仕上げたいという欲もあり、そのため最初(序章のあたり)にどの場面をもってくるか、なかなか定まりませんでした。結果、(本文中では詳しく記述してはおりませんが)項羽と同年代という設定にしてあります。この点については、突っ込まれればなんとも返しようがありませんので、やはり自由に設定させてもらいました、ということで逃げておきたいと思います。

 さらに本作は韓信の死の瞬間まで記述しようと決めておりましたので、非常に長いものになってしまいました。曲がりなりにも一人の人物の一生を描いた作品となっておりますので、どうしてもそうなってしまうのですが、自分なりにチャレンジした結果です。

 というのもこれまで楚漢抗争を扱った作品は、いわゆる「四面楚歌」で項羽が散る場面をクライマックスにしているものが多く、韓信を主役にした以上それでは成り立たない、と思ったからです。と、いうわけで本作はそれ以降もかなりの重点を置いて描いてあります。

 今回作品をインターネット上に公開させていただくに至り、まず第一部は全編を通して発表させていただきました。まずは韓信が漢の大将になり、そこそこの活躍を見せ始めるところでクライマックスとしております。ですが、先述した通り長い作品になっておりますので、まだまだ序盤です。以降の展開をお楽しみに! 

 

5月5日

 

 やっと、という感じですが、第二部の公開を始めました。第一部では韓信が世に出るまでを描いたわけですが、どちらかというと社会状勢を説明することが中心になっています。そのため韓信は単なる不満屋のように表現されている形が多いのですが、第二部ではその彼が、いよいよ将軍として活躍を始めます。韓信を取巻くキャラクターたちも登場し、だんだん小説らしい形になっていくかと……。

 なお、すでにお気づきの方も多いとは思いますが、本稿は史実をもとに構成しているものの、随所にオリジナルのストーリーを展開させてもらっております。史記や漢書に載っていない人物が現れますが、あくまで小説なのでご了承ください(ホームページのタイトルを『小説 韓信』とさせていただいたのはそのためです)。今回更新させてもらった部分では、魏の公女・蘭が登場し、戦場に生きる韓信の殺伐とした人生に花を添える形にしています。ただし、これら架空の人物の取り扱いに関しては、作者としては結構気を遣っています。史実に影響のないように配置し、「こういう人物がいたとしても不思議ではない」という想定が可能な限りにおいて、登場させているわけです。よって、歴史小説がファンタジー小説になることは決してございませんのでご安心ください(あくまで本稿が……という話でファンタジーそのものをけなしているわけではありません)。

 余談ではありますが、ホームページの作成におきましては私不慣れなところがありまして、その結果、行間が不揃いだったり、イラストや地図の配置に不具合が多いことと思います。非常に手作り感の多いサイトになっていますが、本サイトでは見にくいという方は、以下のリンクをご参照ください。印刷本を読むように、自然に本作品を読むことが可能です。

http://www.newvel.jp/library/

 

  こちらに掲載されている本稿は図説はありませんが、ふりがなもふっていますので読みやすいかと思います。

 以降可能な限り週一での更新を心がけております。

(2015年現在、リンクはしておりません。ご了承ください)

5月12日

 

 小説の内容は更新しているにもかかわらず、こちらをアップするのが遅れてしまいました(本日は5月13日)。お詫び申し上げます。

 さて、ついに漢の別働隊としてほぼ独立した権限を与えられることになった韓信は、代・趙の制圧に向かいます。ここで韓信は世に言う井陘の戦いでかの有名な「背水の陣」を披露することになるのですが、本文ではそこに至るまでの経緯を詳しく記したつもりです。さらに戦いを終えた後、兵士たちに語った韓信の言葉に注目して読んでいただければ……。作中では史記に記されている内容を、筆者なりにドラマチックに表現したのですが、ご共感いただければ幸いです(この場面は韓信の考え方・兵士との向き合い方が非常によくわかる、注目すべきものなのです)。

 以後、韓信は趙の平定作業に入るわけですが、その一方で劉邦率いる漢の本隊は苦境に立たされます。そこでまた一波乱あるわけですが……その辺は次回の更新をお楽しみに。

 なにやら筆者自身による解説のような文面になってしまいました。相変わらず手作り感満載のサイトですが、応援よろしくお願いいたします。

 

5月19日

 

 韓信という人物を描いた小説は、司馬遼太郎先生による「項羽と劉邦」が有名ですが(韓信は主役ではありませんが)、この中で韓信は非常に素朴で書生っ気の抜けない若者として描かれています。他人の人生や、女性への関心はあっさりとした乾いたものであり、例の股をくぐった一件に対しては韓信自身なんの恥じらいもなくそれを行ったという感じ。その一方で軍事には突出した才能を発揮するなど、極端に興味が偏った人物として表現されています。この小説があまりにも有名なため、多くの日本人にとって韓信の印象とはそのようなものなのではないでしょうか。

 今回この小説を公開するにあたって、私は後発である以上同じような描き方ではいけないと思い、現代人と変わらない感覚を持った常識人として描かせていただきました。

 結果、うじうじと悩みながら、上官に不満を持ちながら、友人に嫉妬しながら成長する形になったわけですが、おそらく紀元前の人物にも同じような感覚はきっとあったに違いないと思っています。

 さて、今回の公開にあたり、象徴的な死士が二名ほど登場します。あまりにも自分の命をあっさりと投げ出し、名を残した彼ら。韓信とは直接的に接点はない二人ですが、時代を象徴したエピソードとして話に挿入させていただきました。以後、彼らに助けられた劉邦は、さらに韓信に辛くあたることになるのですが・・・・・。以降の展開をお楽しみに!

 

 

5月25日

 第二部も中盤にさしかかり、本稿の内容も若干叙情的なものになりつつあります。できれば最初からこういうタッチで描いていこうと作者としては意図していたのですが、特に前半部分は思うようにならず・・・・。

 今回は酈生と蒯通という二人の弁士を軸に話を構成させていただいたのですが、言ってみればこの人たちは、煽動家です。口で相手をあおり付け、そのことによって世界を動かそうとし、自分も食を得る・・・。すさまじいですね。もちろんあおるだけではなくて、後にそれが嘘ではなかったということが証明されなければ、彼らは処罰されるわけです。そうした意味では単に口がうまいというだけで成り立つ職業ではなく、正確な状況分析の能力が必要とされたことでしょう。

 さて、結果的に酈生と蒯通は相異なる主張を韓信にぶつける形になります。もっとも酈生は直接韓信に物を言ったわけではありませんが、酈生は斉と和平しようとし、蒯通は反対に攻めろ、というのです。はたして韓信のとった行動は・・・? そしてそれは報われるのか? 次回更新をお楽しみに。

 

6月2日

 

 ようやくのことで第二部の掲載が終了いたしました。これまで長かったようでいて短かったようでもありますが、まだ半分はあります。先を思うとまだまだですね。そんな感傷にひたるのはまだ早いですね。

 さて、今回の公開時点でついに韓信は斉王を称しました。武勲に伴う正当な評価を得たと言えるかもしれませんが、やはりこれが将来の問題の種となってきます。自分と形的には同格となった劉邦が、韓信をどう扱うのか。一方の勇、項羽は韓信をどう意識し、どう行動するのか。

 韓信の幕僚たちの運命も注目です。すでにカムジン(幕僚ではなく、配下の兵士ですが)は亡く、数少ない信頼できる相手であった酈食其も世を去りました。これまで常に韓信を世に送り出そうと画策していた蒯通は、今後どう動くのか。韓信配下の軍に属した曹参・灌嬰のとった態度は。そして紅一点・ヒロインの魏蘭の運命は。

 史実として韓信の運命を知っている読者の方々にも満足していただけるように、オリジナルのキャラクターも登場させ、息詰るような緊迫感を意識して展開しようと心がけております。

 応援のメッセージに励まされながら、頑張っています。今後もよろしくお願いします!

 

6月7日

 

 

 いよいよ第三部の掲載を開始しました。劇中では漢・楚が最終的な対決を繰り返し、先が見えない戦いが続いています。この両国の戦いのさなか、韓信はひとり斉を平定し、ある程度安定した地位を得ることになります。この韓信の勢力をどう扱うかが今後の楚・漢両国の対立の焦点になってくるわけで、それだけに韓信の立場は微妙となっていきます。

 このときの韓信の態度は、漢に義理立てをして楚が滅ぶことを望んだ、とか、あるいは両者が共倒れになって、最終的には自分に天下が転がり込むことを望んだ、とか解釈されている向きも多いようです。

 しかし、閲覧していただいた方にはすでにお分かりと思うのですが、本稿においてはそのどちらにも当てはまらないような描写をしております。現代の常識から外れた野心を持った男としては描いておりません。並外れた男を描くより、現代と同じ道徳観念を持った普通の男として描きたかったのです。

 そのため、いわゆる時代小説的なダイナミズムはあまり感じられないかもしれませんが、どうか皆さん、自分が韓信の立場だったら、という親近感を持ってご覧になってください。

 現代小説を読むようなカジュアルな感覚で。

 

6月15日

 

 物語は終盤に入り始め、今回の公開で、重要な役どころであったヒロインの魏蘭を作者は死に至らしめてしまいました。あるいは早すぎる死ではないかとも考えたりしたのですが…仕方ないですね。魏蘭というキャラクターは史実にはない、作者の考案したオリジナルのキャラクターなので、歴史上の記録と照らし合わせて現実味を醸し出すためには、死んでもらうしかありませんでした。

 できればもっと作中に彩りを添えたいと思って考案したキャラクターだったので、そういう意味では死なせてしまうことに躊躇せざるを得なかった、というのが本音です。また、おそらく読者の皆様の想像を大きく裏切って、主人公の韓信との絡みは少ない。満足できなかった方も多かったに違いありません。

 というのも作者には多少なりとも考えがあります。つまり、読者の皆様の不満はイコール主人公の韓信の不満でもあるのです。できれば関係不十分なまま蘭に死なれた韓信の無念さの方に心を傾けていただきたい……そんな思いから迎えた魏蘭の死です。

 決して派手ではなく、控えめに表現したつもりです。その死がその後の韓信の行動にどう影響を与えていくか……ご注目ください。

 

6月22日

 

 韓信は行軍途上で魏蘭を失い、失意の底に陥りますが、度重なる主君の劉邦の命により、出兵を余儀なくされます。

 実はこの場面の描写には、かなり作者の主観が入っています(そもそも魏蘭という人物は架空の存在なので当然ですが)。

 史記・漢書ともにこの場面の記述は実にあっさりとしたもので、単に「高祖は韓信・彭越に出兵を要請したが、二名とも現れず、それによって漢は固陵で楚に敗れた」というものでしかありません。

 そこで劉邦は二人に広大な領地を正式に保証してやることになったのですが・・・首尾よく韓信・彭越の両名は満足して会戦に参加することになる、という展開には作者は満足できませんでした。二名が二名とも同じように感じるということは少ないでしょうし、物語を作る以上、韓信と彭越はそれぞれ違う感情・違う事情があってほしい・・・そのような思いで本文の内容のような展開となったわけです。一方的に彭越を欲望の人物にしてしまった感がありますが、ご了承ください。

 項羽・劉邦を主人公とする楚・漢抗争を扱った作品はたいてい四面楚歌の場面で終結しますが、この作品は韓信を主人公にした作品なので、その後があります。読み応えのある作品を意識して作っていきますので、ご期待ください。

 

6月29日

 

 ついに物語はひとつの決定的場面を迎えました。項羽は垓下で戦いに敗れ、彼の率いる西楚は滅びの時を迎えました。この項羽という人物については数々の作品で描写がなされていますが、どれも気性が荒く、残酷で暴虐的なイメージが強調されています。その一方で情愛も深く、味方の者に対する接し方は非常に優しいものだった、とされており、小説を書くような者にとっては、とても興味深い人物でもあります。

 本作では主人公の韓信と項羽を同年代と設定しています。作品の中で私は読者の方に韓信に若いイメージを持たせるように描いたつもりですが、実は韓信が若いということは、項羽も若い。

 実際は韓信の生年は不明です。ですが項羽の生年は研究結果によってはっきりしています。項羽が生まれたのは紀元前232年。垓下の戦いが紀元前202年です。つまり項羽は若干30歳にして世を去っているのです!

 現代ではまだまだ若輩者呼ばわりされる年代の項羽ですが、それでも、ほんのわずかの間でも大陸を制覇する存在となりえた・・・責任感もあったことでしょう。しかし数々の彼の施策は不公平だと批判されることになります。若さゆえのことだったのかもしれませんね。

 さて、何回か申し上げておりますように、本作はこれで終わりではありません。次回から第四部の公開が始まります。あまり小説では語られることのなかった項羽亡き後の世界。臣下たる者のとるべき道とは何か、人として正しく生きることとはどういうことか。時代に名を轟かした男が自らの矜持を保つためにどうしたか・・・そんなところを描いていきたいと思っております。ご期待ください。

 

7月6日

 

 項羽が滅亡し、韓信は帰還の途につきます。その途中の定陶で劉邦は突如韓信軍を襲い、兵を奪ったとの記述が史記にあり、今回の内容はその記述をもとに作成されています。

 この記述に関しては、史記にはそれ以外の内容はまったくありません。よって実際はどのようなことが起きたのか、まったく知り得る術がない、というのが実情です。

 とはいっても、この作品のほとんどの部分がそれに似たような状況で、史記や漢書に残されている散文的な記述を見つけては、それを膨らましていく・・・要するに想像なのです。いうなれば私などは司馬遷の二次小説を描いているようなもので、あまりオリジナリティーには乏しいのですが、その少ないオリジナリティーを発揮する場所がそういった場面なのです。

 韓信が楚王に任じられた後、ゆかりある人物たちに恩賞を与え、過去を清算したという記述は実際に史記にあります。ただ、これも史記にあるから事実だ、と断定することは難しいですね。非常に物語的な内容でもありますし、司馬遷は韓信の時代には生まれていないので、伝聞で書いているのです。すでに当時美化されて伝わっていたとしたら、司馬遷としてはそれを材料に書くしかなかったでしょう。

 何が言いたいのかというと、要するに雰囲気を味わってほしいということです。事実か事実でなかったかという学問的なことはまず置いて、歴史というジャンルを抜きに楽しんでいただきたい、そんな作者の思いです。

 

7月20日

 少しお休みをいただいて、しばらくぶりの更新となりました。というのも、作品はこうしてホームページで公開させていただいているのですが、このサイトをリンクしていただいている他に、実は何件か直接本作品の内容を投稿させていただいているからです。

 いろいろと迷ったのですが、先週からFC2小説で本作品を公開させていただいております(タイトルは単純に『韓信』とさせていただいております)。上記のサイトは非常に閲覧者が多く、より多くの方に作品を読んでいただくためには絶好のサイトだと思い続けてきたのですが、作品の掲載にまったく制限がありませんので、二次小説(アニメやゲームの題材を素材としたもの。平たくいえばパクリ)や、単なる官能小説にとどまらない変態ものも多く含まれています。また世の中はライトノベル全盛なので、それに類した作品が山のように存在し・・・実際に人気が高いようで、その手のものが多く閲覧されています。

 

 そのような種類のものと同じ土俵で勝負するのか、というと正直迷いがありました。「パクリ」と表現させていただきましたが、これは他に用語が見つからなかったためで、単純に閲覧者を増やそうというのが目的であるならば、非常にこれは有効な手段だと言えます。そのかわり著作権などの問題が出てくるのでしょうが・・・。官能的な表現に関しても、また然り。一概に批判するつもりはありません。

 ただ、この作品は明らかにそれとは違うジャンルのものでありますので、やはり一抹の不満はある、といったところです。しかし、多くの方に読んでいただきたいのは本心ですのであえて投稿させていただきました。

 実際投稿してみると、レイアウトなどは充分読みやすい構成になっており、私のつたないホームページ作成技術よりは洗練された画面になっております。挿絵の挿入も可能なので、本サイトで使わせていただいた画像も見ることができます(画像の位置は選択出来ませんが)。一度、ご訪問してみてください。よろしくお願いします。

8月25日

 ソフトを購入し、新たにサイトを作り直しました。以前の黒い背景は自分なりに作品のイメージを考えて設定したのですが、どうも目がチカチカして見づらいという評価もあったため、これを機にデザインを一新させていただきました。

 内容の方も若干見直しております。特に行間や段落などには無頓着だったこともあり、皆様に読み辛さを与えたことと思います。新しいサイトではその辺りも意識しております。

 また画像は主に地図を作成し直しております。しかし、最初に作成した方は地名表記のフォントにアンチエイリアスがかかっていなかったりして、まだまだ不完全なところもございます。この辺りは折りをみて直していくつもりです。

 

 実は今回のリニューアルに際して、作者が初めて気付いたこともございます。まずは……あろうことか前回の更新時に一章とばす、というとんでもないミスを犯していたことです。いつのまにか鍾離眛が死んでしまっていることに不自然さを感じた方も少なくないと思われます。この場をお借りしてお詫び申し上げます。今回の更新で正しく掲載されておりますのでご了承ください。

 あと……字が間違ってました。「鍾離眛」をこれまで「鐘離眛」と表記していました。変換の際の登録ミスですので、ご了承ください。すべて直したつもりなのですが……漏れがあったらご指摘くださいね。

 

第四部も残りわずかとなり、ゴールが見えてまいりました。ひと足早いのですが、閲覧者の皆様に感謝申し上げます。

 

9月14日

 色々な不具合を修正していたところ、更新が遅くなってしまいました。お待ちになっていた方にはお詫び申し上げます。

 

 さて、すでに本文をご覧になった方はお分かりと思いますが、このたびの更新をもちまして本作の内容は完結致しました。結末は読んでいくうちに大方予想できたものでしょうが、外面的な事実よりもそれを取巻く周囲の状況・および韓信本人の心情を中心に描かせてもらいました。

 長きに渡った本作品ですが、ここに無事に完結を迎えることができました。これもひとえに閲覧者の皆様の応援があったからこそ、と思っております。この場をお借りして感謝申し上げます。

 作者自身もついに終わってしまったという感慨があるのですが、そのような名残惜しさを紛らすわけではないものの、次回の更新では正式な「あとがき」を残そうと思います。

 

 よって本サイトの更新も残り一回というわけになるのですが、完結したら即削除するわけでもありませんので、気が付いたところはちょこちょこと修正して参ります。また、デザインなどで改良のアイディアが浮かんだ時点でいきなり変更することもあるかもしれません。

 

 本編の掲載が終わったところでいろいろと残しておきたい言葉などもあるのですが、それは次回にとっておくことにします(いつの更新になるのかは未定ですが……)。

 

 繰り返しになりますが、長編の本作を最後までご覧になっていただき、ありがとうございます。

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